(リアルタイムレポート) AWS re:Invent 2016 Keynote 2 #reinvent

(リアルタイムレポート) AWS re:Invent 2016 Keynote 2 #reinvent

Clock Icon2016.12.02

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はじめに

おはようございます!AWS re:Invent 2016、現地ラスベガスからリアルタイム中継でお届けしています。re:Invent 2016の最新情報はこちらでチェック!

さて!本日は2日目のKeynoteです!現地時間で12/1(木) 8:30amから、日本時間では12/2(金) 1:30amからです。今日のkeynoteはAWSのCTO、Werner Vogelsが行うもので、例年デベロッパー向けのアップデートがたくさん発表されます。

本記事では、可能な限りリアルタイムにKeynoteの様子をお伝えしたいと思います。ただ、現地の無線の電波の状況などもありますので、場合によっては全くリアルタイムにはならないかもしれません。その際にはご容赦ください。

それでは、Keynoteの時間にまたお会いしましょう!

開始前

会場入り。前方席に陣取らせて頂きました。

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今日もWelcome DJがお出迎え。昨日はビジネスぽくロックなDJだったのですが、本日がゴリゴリのEDMです。

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さ、いよいよ始まります!

レポート

08:30am - Werner Vogels登場

グッドモーニング!NYから来ていただいたDJを楽しんでいただいたでしょうか?

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変革について。この10年はとてもクレイジーな10年だった。私たちは私たち自身が作り上げたテクノロジーによって多くのインターネット企業の支援をしてきた。我々はIT業界を抜本的に変革してきた。私たちは地球上で最もお客様を中心にしている会社だ。私たちは小売というベースがあるからこそそのような企業になっている。お客様と、皆様とリレーションすることで皆様に価値を提供する会社だ。ITはみなさん自身がコントロールするべきだと考えている。私たちは最高のサービスを提供することを旨としている。

私たちの4つの出発点。

1つめ。お客様の声を聞くこと。胡散臭いと言われるかもしれない、企業はみなお客様の声を聞いていると言われるかもしれない。しかし私たちはその声を聞いて、そして行動を起こしている。今年1000以上のFeatureを提供している。私たちがサービスを出すのはお客様の声を聞いて、お客様と一緒にロードマップを作り上げているからだ。

2つめ。お客様に選択肢を与えること。私たちはお客様のビジネスに口は出さない。お客様のビジネスが推進されるようなサービスを提供する。私たちが提供するのは道具だ。とても広範囲なサービスを提供してお客様に選択肢を与える。みなさんが適切な道具を選べるようにする。

3つめ。私たちは遡って考える。私たちはお客様と長い時間をかけて、お客様からのフィードバックを得て、お客様に適切なサービスを考える。

4つめ。お客様のペインポイントを聞いて、お客様のペインをマネージメントする。この変革する世界の中で、お客様と緊密に連携をとり、ベストプラクティスを世界中から集めて、みなさんにお届けするのが私たちのミッションだ。

この4つより大事なトッププライオリティ。お客様を、お客様のビジネスを保護すること。

私たちがこれまでに作ってきたもの、ビジネスという観点から皆さんが成功を収められるように変革を提供しお手伝いをしてきた。従来型の垂直型企業、ヘルスケアや金融、テレコムなど、様々な会社で変革が起きた。私たちのお客様は変革者だ。Twilioは今年IPOをしたが、従来型のビジネスでとても若い会社がどのように成功したかを紹介してもらおう。

TwilioのJeff Lawson登場

Twilioを作る前はAWSにいた。その中で考えたこと。ソフトウェアのアジリティを高めることと、コミュニケーションはお客様に素晴らしい価値を与えるということ。このコミュニケーションの未来においてエネルギーを提供したいと思い作ったのがTwilioだ。既に多くの企業にTwilioを使っていただいている。

コミュニケーションのワークロードをレガシーからクラウドへ変革してきた。2010年以降、多くのコミュニケーションがクラウドに移行してきた。物理的なハードウェアから解放されることでクラウドスケールするコミュニケーションができるようになった。

アジリティはソフトウェアにおいて非常に重要。Twilioは昨年7928回のプロダクションデプロイを行った。アジリティは弾力性を保って提供することができる。これがTwilioシップ。多くのデベロッパーがTwilioを使い、1000億の年間のAPIコールが発生している。150年かけて構築されたレガシーなコミュニケーションビジネスを私たちが変革した。AWSの様々なサービスを活用することで素晴らしいサービスが構築できた。AWSによって想像以上に早いスピードでビジネスを成長させることができた。今後Amazon Lexも含め様々な形で価値を提供することが出来るだろう。

Twilioのスーパーネットワーク。AWSのインフラから100以上のキャリアと接続している。プログラマブルAPIを使って簡単にコネクトできる。

2016年、サーバを使うことでは評価されない。サービスを提供する会社こそ評価される。

08:49am Warnerリターン。

ソフトウェアを作るのは考え方でスキルじゃないとJeffが言っていた。システム、アプリケーションによってどのような変革が起こせるのか?AWSはスーパーパワーを提供し、皆さんに変革の力を与える。私たちは皆さんが変革するための力を共有するんだ。皆さん自身が変革者になれる。AWSがどのようなお手伝いができるのか?それには3つの領域がある。Development、Data Compute。データは皆さんのビジネスに大きな価値を与える。そのデータを処理するのがコンピュート。

開発、テスト、運用。この中には非常に多くの作業がある。高速に動くビジネスを作るためには、本番よりもここを重要視しなくてはならない。開発には2年も3年も時間をかける余裕はない。もっとターゲットを絞って、Featureを小さく、早く、お客様に届けて、フィードバックをもらうことが重要だ。私たち自身もお客様と緊密に連携している。ジェフ・ベソスが「結果が分かっている実験に意味はない」と言っていた。開発にもテストにも俊敏性が必要だ。私たちはDevとテストをクラウドによって抜本的に変えた。テストして、お客様からフィードバックをもらって、さらに開発する。DevTestはクラウドによってとてもうまくサポートされるようになった。クラウドによってDevTestの生産性が2倍3倍になっている。

多くのエンジニアが、クラウドじゃないと仕事したくないと言っている。クラウドじゃないとスピード感が出ないからだ。私たちのパートナーHerokuはThe Twelve-Factor Appによってその定義を行っている。

私たちはwell-Architected Frameworkを提供している。我々はさらにこのFrameworkを向上させた。セキュリティ、可溶性、拡張性、パフォーマンス、このような部分について深堀したドキュメントをたくさん出してきた。更に私たちは、well-Architected Frameworkを学習するコースを提供する。会社のサイズや歴史に関わることなく、皆さんのシステムが最適に運用されているかを確認するための良いツールだ。

運用の変革。運用は単純に本番環境を運用するだけじゃない。準備や構築の時点から運用を考える必要がある。運用の結果にたいしての対応にも柔軟性が必要だ。

運用において最近よく言われるのが自動化だ。私たちはエンジニアとしてクリエイティブに働いている。人間がやっている作業を自動化し効率化することで、よく早くより信頼性を高く運用することが出来る。

準備とは?チェックリストを作り、運用作業を行い、環境を定義する。様々な規制に対応するためには運用のプロセスがしっかり定義されている必要がある。この準備の中で必要になるのはCloudFormationだ。CloudFormationは今年多くのアップデートを行った。20のサービスに追加対応し、20のサービスをアップデートし、YAMLサポートも行った。サードパーティのツールを使うことも出来る。多くのお客様がChefのcookbookで環境を定義している。この中でお客様からよく言われるのが、Chefのサーバの運用はヘビーだということだ。

それを解決させるために、AWS OpsWorks For Chef Automateをリリースする。

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これは完全に管理されたChefサーバだ。サーバの運用管理が不要になるのはChefの運用において重要。

更にAmazon EC2 Systems Managerを提供する。

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これはEC2を管理するサービスだ。パッチの適用やどんなパッケージがインストールされているのか、リソースの管理などを提供。運用の痛みを軽減させるものだ。

運用について。CI/CDではどのようなことが行われているか。Sourceがあり、ビルドして、各環境にデプロイする。2年前、我々はこのためのサービスをリリースした。ソースをCodeCommitで管理し、デプロイはCodeDeployで行えるようになった。このステップをコーディネイトするのがCodePipeline。しかしビルドが欠けていた。これをAWS CodeBuildという新サービスで提供する。完全に管理されたビルドサービスで皆さんのソフトウェア開発を支援する。

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重要なのは私たちがこれをどうやって提供するかだ。分単位での課金、拡張性があり、Dockerイメージのビルドも出来る。CodeBuildによって開発の運用を全てカバーできるようになった。ぜひ皆さん使ってみてほしい。クラウドネイティブな開発環境が出来上がるはずだ。皆さんの開発スピードを格段に改善するだろう。

運用にはモニタリングも重要だ。これまでAWSは様々なサービスを提供してきた。CloudWatch Metrics、Events、Logs、CloudTrail。システムの詳細なトラッキングが出来るCloudTrailは今年非常にホットだった。CloudWatchは先週パーセンテージ表示にも対応した。皆さんのシステムが手に取るようにわかるようになった。しかしレイテンシなど、もっと深堀りしてアプリケーションを見なくてはいけないことがあるだろう。アプリケーションの中を見るためのビジョンが必要だ。

AWS X-Rayを発表する。

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皆さんの分散化アプリケーションをデバッグすることができる。アプリケーションの中、コンポーネントの動作を見ることができる。パフォーマンスをグラフで可視化しピンポイントでどこに問題があるのかを見るおとが出来る。緑、黄色、赤など、非常にわかりやすいグラフによる可視化を提供する。

運用は特には上手くいかないこともあるだろう。計画通りにいかないことはよくある。アラームを得たら、どのようにアプリケーションを修正するのかを考える必要がある。全体のシステムが健全なのかを確認しなくてはならない。発生する障害には多くのパターンがあり、アラームに対して自動的に対応しなくてはならない。アラームがあがり、チケットを作成し、時間をトラッキングし、問題が解決したかどうかを確認する。自動化をするためには適切な情報が必要だ。そして情報に対する適切な反応を定義する必要がある。

AWS Personal Health Dashboardを提供する。

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パーソナライズされたビューだ。全てのリージョン、全ての情報を、パーソナライズして見えるようにする。RDSのFailoverも自動的にメールで通知される。Health Dashboardの中でLambdaを書いて、システムイベントによって発火させることも出来る。

私たちはお客様のビジネスを保護することが重要だ。AWSにはセキュリティ by Designという部署がある。どのようにすればお客様を保護できるのかを常に考えている。セキュリティオートメーションは非常に重要だ。セキュリティのイベントに対して迅速に対応することができるからだ。WAFでアプリケーションを保護し、Inspectorで様々な規制のためのセキュリティチェックが出来る。Inspectorは常に最新の情報を取得し、最新の規制に対応できる。

この1年間で皆さんが非常に気にしているのはDoS攻撃だろう。我々のインフラにとっても大きな脅威だった。DoS攻撃には様々なパターンがあり、ネットワークをダウンさせるVolumetric DDoS Attackから始まり、トランスポート層を溢れさせるためのState-exhaustion DDoS attacsさせる攻撃もある。もっと高度な攻撃であればL7のDDoSアタックがある。

最も脅威なのがVolumetricだ。ネットワークを枯渇させる攻撃が最も多い。

私たちはAWS Shield For Everyoneを提供する。

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全てのVolumetricアタックを防ぐ。全てのお客様にデフォルトで提供し、皆さんは何のアクションも必要ない。ネットワークレベルとトランスポートレベルの攻撃を防ぐ。

更にAWS Shield Advancedを提供する。

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L7の攻撃も防ぐことができるものだ。コスト保護にもなる。問題があればCloudWatchから通知が行われる。最も高度な攻撃でも防ぐことができる。

これらのサービスによって、皆さんの運用を変革する。セキュアで拡張性があり、コスト効果が高い。

我々は皆さんの事業自体を変革する。若い企業だけでなく老舗の企業も、これらのサービスを使うことで、素早くビジネス展開できるようになる。

09:26am - TrainlineのChris Turvil登場

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私たちがどのように事業を経郭してきたか?ヨーロッパにおける独立企業で、毎日10万人のお客様の旅に価値を提供している。

私たちのビジネスには2つの要素がある。膨大な成長と素早いマーケットスピードだ。この要素を解決するために、物理的なデータセンターでは解決できなかった。そこでAWSだ。なぜAWSか?イノベーションのスピードだ。AWSのスピードによって我々のビジネスもスピードアップする。

AWSへの移行で必要だったこと。セキュリティではPCI Level 1コンプライアンスに準拠する必要があり、パフォーマンスに応じて拡張性がいる。またコストも下げる必要があった。私たちのマイグレーションプランでは、AWSのプロフェッショナルサービスでトレーニングを受け、インフラをコード化した。まずは簡単なシステムから移行し、大きなデータベースを移行した。移行期間は9ヶ月間だった。Exadataはオンプレミスのほうが10%パフォーマンスが高かったが、コストの観点からAWSとした。AWSにすることでシステムの信頼性が60%も向上した。AWSとオートメーションによって実現できたと考えている。我々はEnvironment Managerというツールをリリースしており、このツールによって簡単に各環境にデプロイができている。

我々は最近BusyBotというアプリケーションをリリースした。列車の空席を探すアプリだが、AWSによって高い可用性で運用されている。

成果。250のマイクロサービスをリリースし、150万ドル以上のコスト削減を実現させた。AWSありがとう!

09:34am - Warnerリターン

3ヶ月で1万のデプロイしたというアジャイルなアプローチを実現できているのは素晴らしい。

データの変革。競争優位性を高めるために、データの民主化が必要だ。みんなが同じレベルでアクセスし参照できることが重要。データのクオリティが皆さんの差別化に繋がっていく。誰が、いつ、一番良いデータにアクセスできるのか?その管理をどうするのか?アナリティクスのクオリティを上げていかなければならない。

私たちは多くのアナリティクスのための仕組みを提供している。Amazon EMRのチームは常に最新の分析エンジンを提供している。HiveでもPigでも常に最新を使って頂くことができる。そして昨日Amazon Athenaをリリースした。S3に格納しているデータを直接分析することが出来る。レスポンスも早い。皆さんは特定のデータ形式でファイルを置く必要はない。ただファイルを置けばいいだけだ。Athenaはどんなデータも分析できる。アナリティクスそのものの変革だ。

Amazon Redshiftも大きな変革を提供したサービスだ。今年も多くのFeatureを出してきた。昨年と比較して2倍。 BIツールとしてAmazon Quicksightもリリースした。データを分析し視覚するツール。是非皆さん使ってみてほしい。Quicksightは本当に早い。メモリベースの演算エンジンによって実現できている。更に検索としてAmazon Elasticsearch Serviceを提供している。多くのお客様がデータの可視化として使っている。拡張的なダッシュボードによってデータをリアルタイムで見ることができる。そして昨日、Amazon AIをリリースした。更にAmazon Machine Learningによってデータから予測も可能だ。お客様を絞って特定のマーケティング施策を行うようなことも、Amazon MLでお手伝いできるだろう。マーケティングにおいてはモバイルプッシュが重要だ。

Amazon Pinpointを提供する。

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新しいアナリティクスサービスだ。どのようにお客様とエンゲージしたのかをトラッキングしターゲッティングできる。モバイルにも対応している。Pinpointによって非常に広範囲にアナリティクスが実現できるようになった。

09:44am - ホワイトハウスのDJ Patil登場

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皆さんおはよう!非常に素晴らしい時代だ。多くの新しいサービス、新しいテクノロジーがでてきている。10年前にできなかったことがどんどんできるようになっている。私たちが今望むもの。多くのものをすぐに手に入れたい、すぐに見たい。米国が全てのアメリカ人にデータのパワーで価値を提供できるように、大統領はデータサイエンス室を作った。重要なのは全てのアメリカ人であるということ。

ある例。この写真の親子は仲良い家族に見えるが、息子のケビンは自閉症で様々なトラブルを抱えていた。しかし投獄はされなかった。データ分析によって、疾患を持つ人のトラブルを解決できている。例えばある家族。ガンに対しての答えはデータベースにはなく、多くのデータベースを集めることで答えに近いものを探すことができる。

3つの重要な要素。人。人はデータより重要だ。今日私はどんなデータも見せていない。重要なのは人の課題を解決することだ。データは集めることで更に価値がでる。そしていつやるのか?今だ。課題は待ってくれない。今行動することで皆さんにも、皆さんの子孫にも影響を与えることができる。

09:51am - Warnerリターン

政府を支援できているのは我々にとってもとても感慨深い。

アナリティクスと呼ばれる仕事の80%がアナリティクス自体ではない。データの接続や保存など、様々なアナリティクス以外の仕事が必要になっている。ではモダンなデータアーキテクチャとは何か?どのようなアーキテクチャであれば、そのような古いアナリティクスを改善できるのか。それはアジャイルなアーキテクチャだ。モダンな要素はなにか?

信頼性。自動的にデータを取得すること。セキュア。オリジナルなデータをどのように保護していくのか。トランザクションのエンドステートだけでなく全てのデータを保管するデータレイクが必要だ。更にコールドデータの保管、そしてメタデータのキャプチャ。どのようなデータでどこから保存されたデータなのかをメタデータとして持つ必要がある。そしてガバナンス、セキュリティ、プライバシーの管理。Amazonではデータを5つに分類して管理している。そしてもちろんデータを探すこと。全ての要素はデータのクオリティ管理に繋がっていく。不要なレコードの削除や重複レコードのマージなど。そして分析するための準備をしておく。これからは全てデータレイクに集まることはない。データはあちこちに配置されていることが多い。全てのデータはサイロで提供されているか、データアーキテクチャとしては全てのデータにアクセスできる必要がある。

データ分析の自動化。S3へのデータの保存や変換、Kinesisからのデータ収集、Snowballシリーズでのデータ移行などが可能だ。

データはどこに保管されているのか?S3であったりEFSであったりDynamoDBであったり、RDBであることもあるだろう。S3は10年以上、安定して提供し、継続的にFeatureをリリースしている。今年も多くのFeatureを出した。CloudTrailサポート、Object taggingにも対応した。Inventryによって全てのオブジェクトの要素を見ることができる。

データのライフサイクルも管理できるし、ガバナンス、セキュリティ、プライバシーに対応した各種サービスを提供している。

データクオリティの管理は?EMRはまさに重要なサービスだ。データの重複などの検索や調整を行う。しかしデータクオリティにとってまだ欠けているピースがある。

ピースをつなぐサービスとしてAWS Glueを提供する。

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フルマネージドなデータカタログとETLサービスだ。Glueではデータカタログによって、様々なデータソースを管理できる。RDS、DynamoDB、どんなデータソースであったとしても管理できる。もちろんオンプレミスもだ。データコントロールも可能。そして分析エンジンが求めるデータ形式に変換するETL機能がある。ジョブ実行も可能。モダンなデータアーキテクチャで欠けていたピースがGlueで全て埋まる。

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私たちが提供しているのはサービス、道具だ。皆さんには選択肢がある。これらのサービスをAWSで提供することで、00%をアナリティクスに、残りの20%をその準備に当てられるように、世界を変革する。

10:06am - MapboxのEric Gunderson登場

Mapboxが私たちの事業。皆さんのアプリケーションの中にマップを組み込むことが出来る。例えば自動車会社の半自律的自動運転でも使われている。tableauやairbnb、CNNでも使われている。Mapのレンダリングはゲームの技術を転用しており、宇宙から森林火災を検知することもできる。AWSを使うことでグローバルにサービスを提供できており、55000のアプリケーションがMapboxを使ってくれている。

大事なのは冗長性だけでなくスピード。世界中のリージョンで提供することで、どこにいてもCloudFrontのエッジから提供されるため応答速度が速い。

様々なセンサーデータがKinesis経由でAWSに送られており、すぐにマップに反映されるようになっている。昨年だけでもEC2の利用が1040%増えている。コスト削減を続けており、Dockerコンテナやスポットインスタンスを活用している。AWSを使うことで、インフラはフルマネージドサービスを活用しており、我々はサービスに集中できた。そして私たちはMapbox.cnを提供することを発表する。これは北京リージョンで展開するものだ。

10:13am - Warnerリターン

ワールドワイドでこのようなサービスが提供されていることが素晴らしい。金融サービス、ライフサービス、メディア、多くのデータがAWSに蓄積されるようになっている。しかしそこには大規模なバッチ処理が必要だ。そのためにはサーバのクラスタを構築したり、バッチのためのソフトウェアをインストールしたり、やらなくてはいけないことが多い。

AWS batchを提供する。

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完全に管理されたバッチプロセスサービスで、柔軟にスケールし、高速でダイナミックにバッチ処理を行える。バッチシステムにかかっていた痛みを全て忘れてくれていい。

コンピュートをどう変革してきたのか。3つの領域がある。仮想化、コンテナ、サーバーレス。これからは使用パターンで振り分けられている。仮想化はコンフィグレーションプロセスのアップデートだ。並列に複数の処理を一つのコンポーネントの中で行えるようになっている。コンテナは開発プロセスのアップデートだ。イミュータブルにバージョンアップデートを行い、一つのタスクを一つのコンポーネントで実現する。仮想化の場合は数ヶ月から数年使っていたが、コンテナは分単位や日単位で動かすことが多い。サーバーレス、Lambdaは?イミュータブルにバージョンアップデートをするもので、一つのタスクを一つのスレッドで実行し、AWS側でパラレルに実行する。マイクロ秒からミリ秒程度の実行単位だ。

仮想化は非常に重要だ。多くのEC2インスタンスタイプを昨日リリースした。そのエコシステムとしてELBやVPC、オートスケールなど、多くのツールが揃っている。コンテナは?システムのマイクロサービス化に寄与している。コンテナの管理や実行は、オープンソースの場合は痛みを伴うことが多い。たくさんのコンテナをマネージするのは大変だ。Amazon ECSではその痛みを我々が取り除いた。クラウドのパワーをコンテナ管理でも実現し、コンテナの管理に悩むことなく、サービスに集中してもらうことが出来る。AWSと深いところで統合することでセキュアに構成ができる。アクセスコントロールできる。Task配置エンジンによってAZを集中させることも分散させることもできる。コンテナで発生したイベントをストリームで取得できることも重要だ。

お客様はもっとコントロールを求めている。カスタムなスケジュールを使いたいし、サードパーティのスケジュールとも連携したい。

Bloxを紹介しよう。

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オープンソースのプロジェクトで、コンテナの管理やスケジューラーをECSと連携して提供している。Cluster state serviceはイベントストリームをECSから取得してパースする。daemon-schedulerはコンテナをスケジューリング実行するものだ。blox.github.ioでオープンソースとして提供する。

私たちのお客様、NETFLIXを紹介しよう。どのように開発プロセスを改善したのかをお話ししたく。

10:27am - NETFLIXのNeil Hunt登場

NETFLIXはコンテナサービスを活用している。私たちのシステムは全てAWSで提供している。10万台のインスタンスがAWS上で動作している。2008年ごろAWSにマイグレーションを行った。拡張性があり、俊敏なインフラを構築できた。私たちはAWSによって常に最先端のインフラを作っている。高い俊敏性によって速いイノベーションを起こしている。そして様々なツールを開発して提供してきた。2016年、コンテナを更に使うことでマイクロサービスを推進している。私たちはTitusとFenzoというツールを開発した。

私たちとしては、AWSにインフラの問題を任せて、ビジネスに注力したい。コンテナの管理も任せたい。Bloxは一つの解決先だと思っている。AWSに全てを任せることで、私たちはより良いサービスをお客様に提供したい。

10:31am - Warnerリターン。

素晴らしいオープンソースプロダクトをいつも提供してくれているNETFLIXは素晴らしい。

サーバーレスの話をする。AWS Lambdaは多くのfeatureを実装してきた。多くの言語対応や他サービスとの連携を進めてきた。Environment VariablesによってTwelve facterを実現できるようになった。

リクエストが多かったC# In AWS Lambdaを提供する。私個人もC#のファンだ。

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コンテナのセキュリティ。IAM Rolesの実装。どのような形で最適なRoleを設定すればいいのか、コミュニティからフィードバックをもらっている。またVPCのサポートを実現した。

サーバーレスはLambdaだけではない。AWSの様々なフルマネージドサービスと組み合わされることでサーバーレスアプリケーションが実現される。サードパーティのプロダクトも使うことができる。

サーバーレスは若い企業だけでなく大企業でも使われている。FINRAでは15兆の証券取引をLambdaを使って実現している。私たちももちろん多くのところでLambdaを使っている。Lambdaは既存の仕組みを拡張する。また昨日リリースしたLex、Greengrass、Snowball edge、Alexa Skill KitもLambdaだ。しかしLambdaからオリジナルソースにアクセスすることで処理が遅延することがある。Lambdaの処理スピードをもっと早くすることができないか?

AWS Lambda@Edgeをリリースする。

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LambdaファンクションをCloudFrontエッジで実現するものだ。これでLambdaファンクションがいちいちオリジナルソースまで戻る必要がない。

Lambdaのファンクションには様々な連携が必要で、多くの方法がある。この連携をどうコーディネートするのか?Lambdaのアプリケーションが大規模になると痛みが発生する。スケールアウトやステート管理、エラーハンドリング、運用、証跡管理...

AWS Step Functionsをリリースする。

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いろいろなコンポーネントのコーディネイトをしてくれるものだ。何ができるのか?アプリケーションをステートマシンで開発し、ビジュアライズしてくれる。アプリケーションが可視化されることでステートがすぐ見える。エディタでファンクションをまとめることができる。シーケンシャルなステップ、パラレル、ブランチ、様々なステップを構成できる。

全てのアプリケーションパターンをカバーしているわけではないが、多くをカバーしていると思っている。サーバーレスのアプローチにおいて非常にマッチするだろう。複雑で高度なアプリケーションをLambdaで作ることができるだろう。

仮想化、コンテナ、サーバーレス、私たちにとって全てがファーストクラスだ。昨日今日とkeynoteを聞いて、皆さん自身のビジネスの変革について是非考えて観てほしい。多くの新機能、新サービスをリリースさせて頂いた。

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最後に。The Partyだ。パーティの変革。一昨年はSKYRiX、昨年はZEDDで盛り上がったね。今年のDJはオランダ人に回帰する。今年のDJマガジンで1位、Martin Garrixだ!

さいごに

アップデート多すぎです!これから調査します!

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